ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さんの『MINIATURE LIFE展』に行ってきました!
NHKの連続テレビ小説『ひよっこ』のタイトルバックを担当されていた方なので知っている方も多いかもしれません。
代表作品の写真が100点、作品が30点もあって見ごたえたっぷり!
開催期間はけっこう長かったのに、ギリギリで滑り込んだのですごい人でした…。
田中達也さんとは?
1981年熊本県生まれのミニチュア写真家・見立て作家。
日用品とジオラマ用人形をモチーフにして、日常にあるものを別のモノに見立てた写真作品を2011年から一日も休むことなくインターネット上で発表しています。
2017年のNHKの連続テレビ小説『ひよっこ』のタイトルバックも担当している大人気の若手アーティストです。
写真も動画も撮影オーケーの楽しい展覧会
展覧会と言うと写真撮影NGの事も多いのですが、こちらの展覧会はほとんどの作品が写真も動画撮影もオーケーとなんとも太っ腹でした。
せっかくなのでしっかりと目で見て、写真を撮ってと存分に堪能してまいりました!
アイデアの素晴らしさはもちろん、タイトルのセンスにもつい笑ってしまいました。
タイトルは『チャーフィン』チャーハンの中でサーフィンを楽しんでいます
左:とうもろこし燃料ロケット 右:地球は甘かった
上:末完の宇宙船 下:ひと泡吹かされ中
上:芯シティ 下:これまで”アボガド”と発音していましたが、正しくは”アボカド”でした
ジオラマやミニチュアの世界も
パンを列車に見立てたジオラマもありましたよ。
パンがガタゴト走るのがおもしろ~い!
パン乗り場(?)にも人がたくさん
他にもキッチン用品を使った遊園地などもありました。
このアイテムをこう使うのか!とそのアイデアに驚きです。
ジオラマ人形もよく観察していると面白いんですよね~。
ディッシュニーランド
ストローのアトラクションで遊ぶ人とパンを掘る人
ひよっこの世界も再現されていました
ひよっこのタイトルバック
NHKの連続ドラマ『ひよっこ』の世界も再現されていました。
このドラマで田中さんの作品を知った方も多そうですね。
私はドラマは見ていなかったのですが、オープニングは何回か見たことがあって「おもしろいな~」と思っていました。
こちらもオープニングに登場
名古屋会場限定と1番のお気に入り
餡子のあんこう
ラストには名古屋会場限定のミニチュアが飾られていました。
名古屋と言えば小倉トーストという事で、きっちりとベタベタなオチとなりました。
本当にたくさんの作品が展示されていたのですが、私が1番気に入った作品はこちら!
ソルティーウェイ
コーヒーカップのソーサーの淵で天体望遠鏡を眺めて見るのは、砂糖をこぼしてできた天の川…。
と言いたいのですが、実際は砂糖ではなくて塩なので『ソルティーウェイ』だそうです。
こちらは真上から見る作品で、横から見るとコーヒーカップとこぼれた塩です…。
大人から子供まで楽しめる展覧会
グッズも盛りだくさん
私は芸術には疎いのですが、田中さんの作品はすごくおもしろかったです!
大人から子供まで楽しめる展覧会ですね。
これだけのクオリティの作品を2011年から毎日発表しているのは本当にすごいなと思います。
始めるより続ける方がずっと大変なのにと感心しきりです。
元々は趣味でされていたミニチュア作品が仕事になったのは、ミニチュアが好きでこうしてあふれ出るアイデアがあったからかもしれませんね。
インスタグラムもフォローさせていただいたので、毎日作品を楽しみたいと思います♪