主婦と生活社出版の『幸せに暮らすくふう』です。
ワタナベマキさん、香菜子さん、後藤由紀子さんといった様々な分野で活躍する8人の女性に、「いままで仕事をし、暮らしてきた中でぶつかった壁は何ですか？どのように乗り越えましたか？」という質問を投げかけています。
それぞれの方達が自分なりの方法で壁と向き合い乗り越えることで見つけた『幸せに暮らすくふう』が紹介されています。
・料理家：渡辺有子さん
・モデル・イラストレーター：香菜子さん
・料理家：ワタナベマキさん
・フラワースタイリスト：平井かずみさん
・hal店主：後藤由紀子さん
・キャンドルアーティスト：マエダサチコさん
・in-kyo店主：長谷川ちえさん
・内田彩仍さん
逃れられない壁にどう立ち向かうか
この本で紹介されているのは、それぞれの分野で活躍されて自分らしい生き方をして輝いているみなさんです。
今回は生活のお話と言うよりも、人生の苦労や挫折の壁にぶつかった時のお話です。
本や雑誌でもよく見かけるみんなの憧れでもある方達ですが、順風満帆なだけの人生ではなく、立ちはだかる壁を自分なりの方法で乗り越えて今の活躍があるのだと気づかされました。
壁をどんと受け止めたり、脇をスルリと通り抜けたり、壁だと気づかずに突破したり…。
考えたり、決断しながも立ち止まらず行動して進んでいく姿には勇気をもらえました。
生きていればどうしても様々な壁にぶつかることがありますが、自分なりの解決方法を知っていれば恐れることはないんですね。
自分の芯を持ちつつ、柔軟に生きていく
この本にはその方のこれまでの歩みが時系列で書かれているのですが、この年齢の時にこんなことがあったんだ～と人生を垣間見るようでおもしろかったです。
壁への立ち向かい方は自分の立場や性格、考え方で人それぞれですよね。
それでもみなさんに共通していたのは物事に執着せず柔軟な考え方をしながらも、自分の芯はしっかりとブレずに持っているというところでした。
私は壁があるとつい逃げたくなってしまうのですが、その壁を越えた先に今までとは違う自分や幸せがあるのなら自分なりの方法で向き合っていきたいと思いました。
