大和書房出版・柳沢小実さんの『これからは、がんばりすぎない 40歳からの暮らし替え』です。
まだまだ元気な30代を経て、40代になると少しずつ体と心に変化が訪れて無理が効かなくなってくる…。
そんな年齢の壁に直面して戸惑いつつもありのままの姿を受け入れて、頑張りすぎないゆるやかな暮らし方を提案してくれます。
Part1:帰りたくなる家づくり
Part2:毎日の食事を手軽に
Part3:これからのおしゃれ
Part4:健やかな体をつくる
Part5:ワクワクを追いかけて
40代で自分の暮らしを見直してみる
年齢の壁と言うのはなかなかやっかいなものですが、今までは気合で乗り越えられた『~し過ぎ』の暮らしを見直すにはいい機会なのかもしれません。
頑張り過ぎていないか、無理をし過ぎていないか、物を持ち過ぎていないか、やらなくてもいいことをやっていないか…。
この年齢になると自分の事もわかってくるので、自分にとっての要・不要や合う・合わないなどの判断がしやすくなります。
今の自分にちょうどいい暮らしを探し、抱え込み過ぎていたものを捨てたり辞めたり諦めたりすることで心も体も軽くなっていきそうです。
自分の暮らし方を新たに作っていく
この本には40代になって見直した柳沢さんのインテリア、食事、おしゃれ、健康、趣味について書かれています。
それはどれも頑張りすぎず、程よくゆるっとしていて読んでいてホッとします。
栄養もたっぷり摂れて簡単に作れるので冬は毎日鍋でもいいというのには、かなり共感しました!
自分に似合う服を厳選したり、自分に合う方法で体調管理をしたりと無駄なものを削ぎ取った生活はとってもラクで楽しそうです。
そんななかで『好き』や『楽しい』には時間を作って、しっかりと向き合っている姿がステキだなと思いました。
年齢を重ねるのも悪くない
年齢を重ねると「あ~、自分ももうこんな歳になったか…」と思うこともありますが、自分との付き合いも長くなって自分のことがよくわかってくるということです。
自分にとっての『やりたいこと』、『やらないといけないこと』、『やらなくてもいいこと』を見極めてこれまでよりも気楽に生きていけそうな気がします。
そう考えると年齢を重ねるのも悪いものではないなと思ったりします。
あれもこれもと何かと焦りがちな自分ですが、柳沢さんの「キラキラ輝いていなくてもいい、ゆるゆるやっていきましょう」と言う言葉に元気をもらいました。